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住宅ローンの金利変動

ローンを組む…という時に、切り離せないのが「金利」です。
では、金利はどうして動いていくのでしょうか??
金利が上がったり下がったりするのは、基準にしている「財政投融資貸付金利」「長期プライムレート」「短期プライムレート」が動いているからです。
では、このページで金利があがったり下がったりするワケや仕組みなど、分かりやすく説明していきたいと思います。

市場で決まる、金利の動き

「財投金利」は「長期国債の流通利回り」、「長プラ」は「利付き金融債の流通利回り」、短プラは「公定歩合・短期金融市場の取引」の影響を受けます。

国の借金は国債

まず、国債とは国が発行する債券のことです。
投資家が国債を購入するとその資金が国に入り、国は投資家からお金を借り入れるというイメージです。
投資家はある一定期間債券を保有する代わりに利息を受け取り、償還期間が来ると元本が返金されます。
保有期間によって、短期国債、中期国債、長期国債、超長期国債という名前が付けられています。

「市場」で売買され『値段』が変化する

投資家は、期限がくるまで国債を保有していても良いのですが、「市場」で売ることも出来ます。
市場では、売りたい人と買いたい人の折り合いがついたところで値段がつきます。
売る人が増え買う人が減れば値段が下がり、売る人が減って買う人が増えれば値段は上がります。
特に金融市場では、国内・世界経済の環境、為替、首相発言や外交勢力などなど、色々な要因で取引の希望が変化します。
この市場でのやり取りの時につけられる国債の『値段』が流通利回りです。

財投金利は財務省が決める

財投金利は、この長期国債の流通利回り動きを見て、財務省が決定します。
もちろん、国内経済の景気調整という政策的な要素をある程度考慮して決めますので、乱高下することはあまりありません。
そして財投金利が変われば、公庫金利などの公的ローンの金利も財投金利の変化分に応じて変化するという仕組みです。

公定歩合とは?

「公定歩合」とは『銀行の銀行』と言われる日本銀行が金融機関にお金を貸し出す時の金利のことです。
日本銀行は、国内経済にお金が余っていると判断すると公定歩合を引き上げ資金を調整、お金が足りないと判断すれば公定歩合を下げ、経済の循環を促すという政策を行なっています。
日本銀行の政策判断により、公定歩合は上下します。昨今の「超低金利」はこの政策によるものです。

短期金融市場とは

「短期金融市場」とは、1年未満の短期で資金を運用・調達する市場です。
ところが、超短期で取引されるものですし、外部からは見えない取引もありますので、すべてを把握することは困難です。

住宅ローン金利=短プラ+α

金融機関は、公定歩合や短期金融市場での動きを見て短期プラを決定します。
各機関が独自に決定するので、銀行間で若干の金利差が出てきます。
短プラ連動型の住宅ローン金利は、短プラにプラスαを付けて決定しますので、金融機関によって短プラ基準が同じでも、プラスαで差別化を図る機関もあるようです。